梅雨明けから晴れの続く、暑い元住吉です。
お店でも、アイスコーヒー率、やはり高めです。
ただ、こうして暑いと外に出ることすらおっくうになってしまいがち。でも冷たいものが飲みたい・・・アイスコーヒーが飲みたい・・・美味しいやつ・・・。
そこで!
簡単で美味しいアイスコーヒーの入れ方をご紹介します。
<作り方>
氷をたっぷり入れたグラスに、
濃いめにいれた「Muiの(フレンチロースト)深煎りのコーヒー豆で、3つの数字を守って入れた」コーヒーをそそぐだけ。
(数字については下に書いてあります)
涼しげなグラスを見ただけで、飲みたくなりませんか?
ぜひ、ご自宅でも美味しいアイスコーヒーをお楽しみくださいね!
アイスに向いているコーヒー豆
もちろんどんなものでもアイスコーヒーには出来るし、最終的には好みの問題ではありますが、個人的には深煎りのコーヒー豆を使うのがおすすめ。
入荷時期により豆の種類は変わります。
深煎りのコーヒー豆もおすすめするのはその方が美味しく感じるから、というのが一番の理由ですが、それなりの根拠もあります。舌はその性質上、冷たいと味を感じにくくなります。なので元々味わいの強い深煎りを使った方が味をしっかりと感じられるというのがひとつめ。ふたつめも重要で、コーヒーは冷めると酸味を感じやすくなり、また熱いと気にならない濁り感を感じることもあります。
なので酸味が穏やかでにごりを感じにくいな深煎りを使うほうが味のバランスが取れる、というのが理由です。
とは言え結局は好みの問題で、深煎りじゃないコーヒーをアイスにしても、ご自分が美味しいと感じればもちろんそれが正解!です。
美味しいアイスコーヒーの淹れ方
さぁ、いよいよペーパードリップでの淹れ方の解説です。(ネルドリップでも同じ。)
小むずかしいことは必要なく、下の表にある3つの数字を守るだけ。粉の量と抽出量(出来上がりの量)はもちろんですが、タイマーで時間を計りましょう。
これだけで抽出は上手くいきます。
あとは出来上がった濃いコーヒーを氷を入れたグラスに注げば完成です。
粉の量 | 抽出量 | 抽出時間(分) | |
1杯分 | 20g | 90cc | 2:30~3:00 |
2杯分 | 30g | 180cc | 3:30~4:00 |
3杯分 | 40g | 270cc | 4:00~4:30 |
抽出で大切なのはお湯を少しずつ細切れに注ぐこと。そうするとしっかりと浸透圧が働いて、成分がきっちり抽出されます。お湯の注ぎ方よりも一度に注ぐお湯の量を気にしましょう。時間を守って入れようとすれば、必然的に少しずつ少しずつ…と注ぐしかないので、自然と適切なコーヒーの入れ方が身につくと思います。今までのコーヒーセミナーでの経験上、皆さん3回も入れれば大体感覚がつかめているようです。
もっと詳しく解説することも出来ますが、長くなるし結果が変わるわけでもないのでこのくらいで。詳しく知りたい!という方は抽出の解説記事をどうぞ。
美味しいコーヒーの入れ方『ペーパードリップ編』
サードウェーブと呼ばれるコーヒーショップを中心に水出しが流行っていますが、断然お湯でのドリップがおすすめです。理由は単純。やっぱりお湯で入れた方が味も香りもしっかり抽出出来て美味しいからです。
高品質なコーヒー豆を使っても、水で入れるとその良さや個性が感じられなくてもったいない。少し温度の低いお湯(80℃代くらい)で入れるだけも味も香りも弱くなってしまうんですよね、コーヒーって。
この暑い中お湯を沸かすのもツラい!
という方はぜひコーヒーメーカーで。3,000円ちょいで買えるおすすめのコーヒーメーカーを使えば、簡単に美味しいアイスコーヒー(もちろんホットも)が入れられますよ。
コーヒーメーカーのススメ