ここ最近カフェインレスコーヒーについてのお問い合わせが多く、カフェインレスコーヒーについてはいろいろ思うところもあったので、現時点でのMuiとしての見解をまとめてみることにしました。
カフェインレスコーヒーを探している方に話を聞いてみると、
・一日に何杯もコーヒーを飲んでいるけど、カフェインの摂りすぎが気になる
・妊娠中・授乳中なので、カフェインを控えたい。でもコーヒーは飲みたい
・身体がカフェインに対して過敏に反応するようになってしまった
・コーヒーが大好きなので、時間を気にせず飲みたい
など、健康への配慮を理由にあげる方が多いように感じます。
以前は、こういう状況下にある方たちには
”コーヒーを飲むのを我慢する”
という選択肢しかありませんでした。
そう考えてみると、「カフェイン摂取量を抑えつつ、コーヒーを楽しめる」という選択肢を作ってくれたカフェインレスコーヒーの存在意義は結構大きいんじゃないかと思います。
でも、こういった方たちが必ずと言っていいほど発する一言があるんです。
それは、
「美味しいと思えるカフェインレスコーヒーに出会えたことがなくて…」
という嘆きの言葉。
香りがない。味が薄い。物足りない。
僕自身、カフェインレスコーヒーを飲んでがっかりした経験は一度や二度ではありません。
なぜ、「美味しいカフェインレスコーヒー」には、なかなか出会えないのか。
それには、
・カフェインレス処理によって、香りや旨味が損なわれる
・そもそも低品質の生豆を原料にしている
という2つの理由があります。
【理由その1:処理によって、香りや旨味が損なわれる】
カフェイン処理技術にはいくつかありますが、どんな方法をとったとしても、”カフェインだけ”を除去できるわけではありません。
飲んだ時に「旨味」や「香り」を感じさせる成分も一緒に抜けてしまうため、処理前と比べて風味が劣化するのは避けられません。
【理由その2:低品質の生豆を原料にしている】
実はで世界中で栽培されるコーヒー豆は、高品質とは言えないものが圧倒的大多数。近年、高品質なコーヒーを作ろうという動きが各所でみられますが、割合にすれば微々たるもの。
高品質5:並・低品質95
くらいとも言われています。ただでさえカフェインレス処理によって風味が損なわれるのに、そもそも原材料の品質が良くなかったとしたら…
美味しくなるわけがありませんよね。
「じゃあ、カフェインを控えたいなら美味しくないコーヒーで我慢しなきゃいけないの…?」
と感じた方もいるかもしれません。そんなあなたにこそ、Muiのカフェインレスコーヒーを試していただきたい!
Muiのカフェインレスコーヒーは、「美味しくないカフェインレスコーヒー」とは真逆の考え方で作っています。
「いい豆をカフェインレスにするなんてもったいない!」
から
「いい材料を使って、美味しいカフェインレスを作ろう!」
に発想を転換し、風味の損失を極力抑えられる手法を選んでカフェインレス処理をしています。(※)
もの凄くざっくりと、分かりやすく数値にして表にするとこんな感じでしょうか。
ふつうの
カフェインレスコーヒー |
Muiの
カフェインレスコーヒー |
Muiの
通常のコーヒー |
|
生豆の品質 | 70 | 100 | 100 |
処理による
風味の損失 |
30 | 15 | 0 |
処理後の風味 | 40 | 85 | 100 |
「処理前のコーヒーと全く同じ風味」とは言えませんが、Muiのカフェインレスコーヒーは誰が飲んでも「美味しい」と感じられるレベルに仕上がっています。
ちなみに、風味が損なわれる分、よりコーヒー感をしっかり感じられる「深煎り」の方がおすすめ。ブラックでも十分美味しいですし、カフェオレにすれば、カフェインレスだとはまず分かりません。
(常連さんが家族にカフェインレスのカフェオレを出したら、全く気づかずに飲んでいたそうです)
そして、今この記事を読んでいるあなた、ラッキーですよ。ちょうど今取り扱っているカフェインレスコーヒーが、過去イチに美味しいんです!
これまで扱って来たものも美味しかったですが、間違いなくこれが一番美味しい。美味しいカフェインレスをお探しの方、まずは一度飲んでみてください。
※Muiのカフェインレスは『スイスウォータープロセス』で処理。
カナダ・バンクーバーの『スイスウォーター社』が世界で唯一行っている方法。
化学薬品不使用、99.9%のカフェインを除去。
https://intl.swisswater.com/ja/