3日の祝日を営業したため、今日は振替で休業します。
先日ご紹介したエチオピアの『ディダオブルカ』の深煎り(フレンチロースト)も焙煎しました。鼻から抜ける甘い香りが素晴らしく、巨峰のような凝縮した果実味がすばらしいコーヒーです。うっとりします。
さらに、同じ地域にある『ハバシラサ』という集落のコーヒーも入荷。
ナチュラル精製のこのコーヒー、元々の個性が果実感が強く精製方法との親和性が高く、作りも丁寧なのでネガティブ要素が感じられずきれいに仕上がっています。精製由来の赤い果実味と元々の個性が相まっていちごやいちじくのようなフルーティさがしっかりと感じられます。
さらにハバシラサとディダオラブルカの100g2種セットもご用意しました。ハバシラサはシティローストのみですが、ディダオラブルカはシティとフレンチのどちらかをお選びいただけます。お好みでお選びください。
それにしてもここ数年、エチオピアのイルガチェフェ地域はもちろん、他の地域の作り手のレベルの向上が凄いことになっています。一昨年のハロハディ、昨年のベンチ・ネンカ、今期のディダオラブルカやハバシラサ等々…。このあとも続々と入荷予定なのでご期待くださいね。
ナチュラル精製:コーヒーの実が付いたまま乾燥。その後、果肉を除去。
果肉由来の香味が上乗せされるため、Muiではフレーバーコーヒーの一種と考えている。
発酵臭などネガティブな要素が出やすく、高い技術と管理が必要。
また、果肉由来の香味と、素材となる生豆本来の個性との相性も重要。