コスタリカで最も個性あふれるコーヒーを産出する地域のひとつ『レオン・コルテス』。
個人的には中米で屈指の栽培環境だと考えています。
おなじみの『ジャサル農地』や『ドン・ホセ農地』もこの地域にありますが、とにかく自然環境が厳しいことで有名。
厳しい環境+作り手の技量によって、すばらしく品質の高いコーヒーが育まれます。
今回入荷したのはMuiでは初めて扱う作り手
『アルトス・デル・アベホナル・マイクロミル』の『ディビーノ・ニーニョ農地』。
コスタリカ「ディビーノ・ニーニョ農地ナチュラル」(シティロースト)200g
コスタリカ「ディビーノ・ニーニョ農地ナチュラル」(フレンチロースト)200g
しかもMuiではあまり扱わないナチュラル精製
(収穫したコーヒーの実をそのまま天日で乾燥させ、その後果肉を取る方法。)のコーヒーです。
ナチュラル精製のコーヒーは果肉からの香りが生豆に移るため、言ってしまえばフレーバーコーヒーの一種。
その香りが元々の個性と親和性が高く、且つしっかりとした管理の元で作られていれば素晴らしく美味しいですが、品質に問題があったり、『ナチュラル精製の香り』に支配されてしまっていることも多く、正直あまり好みではありません。
エチオピアの良い作り手のものであれば精製由来の香りと、本来の個性の親和性が高いんですが、中米のナチュラルは率直に言って「このコーヒー豆で作る必然性があるのか…」と感じてしまうものばかり。
そんな中入荷したのがこのディビーノ・ニーニョ農地のナチュラル。
焙煎してすぐに飲んでみた感想は
「…美味しい!」
5年くらい前に入荷したパナマの『カフェ・コトワ ダンカン農地Premium Reserva ナチュラル』を彷彿とさせる圧倒的完成度!
他の中米のナチュラルのコーヒーとは比べ物になりません。
とにかく飲んでみてください。
かつてのダンカン農地Premium Reserva ナチュラルは90kgが3日で完売しましたが、今回も早い動きが予想されます。
飲み逃しなく!
Mui
川崎市中原区木月3-13-2
044-767-1368
東横線元住吉駅徒歩6分
営業時間:10時~19時
定休日:火曜、第1,3,5水曜
●9月の定休日●
21,28,29