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コーヒーの話

インドネシアのスマトラ島で栽培されたアラビカ種のコーヒー「マンデリン」

コーヒーの銘柄の中でも知名度高めな印象の『マンデリン』。これ、そもそもどういうものかご存知ですか?
「インドネシアのスマトラ島で栽培されたアラビカ種のコーヒー」
というのが定義です。
スマトラ島の広さは本州の倍以上。場所によって標高も違えば気候も土壌も違います。さらにアラビカ種と言っても様々な品種があり、実際には地域や生産者によって異なる品種が栽培されています。
つまりかなり広い…と言うか広すぎる括り。それがマンデリンと言う銘柄です。
お米で例えるなら
「日本のどこかで採れた品種の分からない米」
という程度の意。
結構むちゃくちゃですね。でもコーヒーってこういう事が良くあります。
(他にも『モカ』や『キリマンジャロ』等々…)
そんなわけでひと口に『マンデリン』と言っても店によって全く違うものを扱っていると考えてもらえれば良いと思います。
そして割とよく耳にするのが「マンデリンが苦手」というご意見。確かに一般に流通しているものはぼくも苦手…。
泥臭かったり苦いだけだったり重苦しかったり。これを読んでいる中にもそんなイメージを持っている方がいるかもしれません。
でも本当に品質の優れたものには、世界のどこを見渡しても似ているものの無い素晴らしい個性が感じられます。それが堪能できるのがMuiのスペシャリテ『LCFマンデリン』と今回入荷した『オナンガンジャン』。
いつもは並行して販売することはありませんが、LCFマンデリンが完売するまでの少しの間は並行販売の予定です。
ちなみにLCFマンデリン、気候の問題でかなり厳しい状況のようで次の入荷はまだ未定です。良いロットが上がれば春先には…と言う情報が年末にありましたがどうなるのか。
さらに相場の高騰と減産のダブルパンチで価格が高騰しているので今販売中の価格が維持できるかもわかりません。今のうちに買いだめ推奨です。
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