コスタリカは非常にレベルの高い作り手がとても多く、
特にここ5年のレベルアップには驚きを隠せません。
かなり久しぶりに仕入れた作り手のコーヒーがこれまた美味しいです。
寒冷地で冷え込みの激しい『ドタバレー』にある『オルティス2000農地』。
その名の通り標高2000mを超える農地で、
その高い標高に寒冷地という条件も加わり
コーヒーを栽培する事すら難しい環境です。
標高が高ければ素晴らしいコーヒーが生まれるわけではありませんが
素晴らしいコーヒーを栽培するためには標高はとても重要な要素のひとつ。
個人的な経験では1,800mを下回るコーヒーで感動した経験はごくわずかです。
家族経営の農地で、特に精製に関しては姉妹3人で取り仕切っています。
女性だけというのはコスタリカでは例を見ないことですが
とても真面目なご家族で、そこに女性らしい気配りが加わっているのか、
繊細な味わいです。
ナッツ感もありつつ柑橘のジューシーさも感じられる、
ここ最近減って来てしまった『ベリー感に寄らない』個性のコーヒーです。
とてもきれいで美味しいです。
ごく少量の入荷なのでお早めにどうぞ!