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コーヒー豆の生産地-コスタリカ
コスタリカ
国別の特徴
豊かな自然に恵まれた中米の国。
細長い国土を4つの山脈が貫き標高の高い地域が多く高品質なコーヒーが栽培されている。
国土の約25%が国立公園や自然保護区指定されている環境保護先進国で、自然環境に配慮したコーヒー生産が行われている。
高い品質を維持するため100%アラビカ種でカネフォーラ種(ロブスタ)は栽培していない。
代表的な産地はタラス、セントラルバレー、トレスリオス、オロシ、ブルンカなど。
チリポ
コスタリカの代表的な産地区分ではブルンカに属し、コスタリカコーヒー協会(ICAFE)の地域分けではチリポと区分されるエリア。
孤立した場所にあり都市からのアクセスも悪くこれまでは特に注目されてこなかった。生産されたコーヒーは地域の農協に納入され並品などと混ぜられて出荷されていたが、農家などが小規模の精製工場を設立し独自に高品質コーヒーを生産しようという取り組みもある。
主な栽培品種はヴィジャロボス、カトゥーラ、カトゥアイなど。
ラス・カメリアス農園
高品質コーヒーを生産するため地域の10家族が協力し設立されたロス・クレストネス・マイクロミル(詳細下記)に所属する農園。農園主のホルヘ・カルデロン・ヒメネス氏は同ミルの代表も務める。非常に険しいエリアにあり道路も整備されておらず、コーヒー生豆や資材の運搬にはロバを使用している。コーヒー栽培に適した環境と品質に対する高い意識がコスタリカ最高峰のコーヒーを生み出す。
エル・アルト農園
ロス・クレストネス・マイクロミル(詳細下記)に所属する農園の中でも極めて高い標高に位置し、最高の品質を誇る。農園内をLas Nubes, Los Robles の2区画に分けて管理しているが、農園というよりも農家と言った方が良いくらいの規模で生産量は極めて少ない。その為細部まで管理が行き届き、コーヒーの品質を高めていると考えられる。
ロス・クレストネス・マイクロミル
代表 | : | ホルヘ・カルデロン・ヒメネス(ラス・カメリアス農園主) |
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エリア | : | サン・ホセ州東部チリポ地域ピエドラ地区(チリポ山西側に連なる山脈の山麓に位置する) ※コスタリカの代表的な産地区分ではブルンカに属し、ICAFEの地域分けではチリポとなる。 |
ウェットミル | : | 設備の標高は1,450m |
生産量 | : | トップクオリティは合計150袋/69kg程度 |
栽培品種 | : | カトゥーラ、カトゥアイ、ビジャロボス等 |
収穫 | : | セレクトピッキング |
精製〜乾燥 | : | ウォッシュト |
- 【1】
- 果肉除去
- 【2】
- ミューシレージリムーバーによりミューシレージを完全に除去
- 【3】
- ビニールテント内の網棚にて乾燥
ドライミル工程
- 【1】
- 異物除去
- 【2】
- 脱穀
- 【3】
- 比重選別