MUIの珈琲を飲んだ時に、
「そういえば、珈琲って果物だった!」と思い出しました。
酸味がぜんぜん嫌な感じではなく、まさにフルーティーで芳醇。
フレッシュ感がある一方、深い旨味もある。
透明感って、雑味がない珈琲って、こういうものかぁ!
と、はじめて理解しました。
まさふみさんは珈琲豆について、
「乾物のように扱われているけど、実は生鮮食品で、とにかく鮮度が重要。
どんなに高級肉だって腐っていたら美味しくないし身体に悪いよね。」とか
「国名しか書いていない豆はおかしい。
米の産地だって "日本" とは書いていない。せめて地方名と品種は書いてあるでしょう?」とか、
いつもいろんな例を出し、わかりやすく、ズバッと教えてくれます。
はじめはその、一部始終が爽快なほどのズバズバぶりに、
いったいどうしてそんなに自信があるのかと疑問で(笑)
自分のラジオ番組にゲストとしてお招きし、さらに詳しくお話を伺ってみたことがあります。
そうしたら。単なる自信家なのではなく(ゴメンナサイ。笑)、
今までの膨大な経験と、地道な努力、真剣に向き合ったからこそ身に付いていった知識、、、
これらに基づいた「確信」を話してくれているんだ、という事がわかりました。
育ちのいい生豆、高性能の焙煎機、確かな焙煎技術、それらを見極めるセンス。
そして、本当に良いものを伝えたいというこだわり。
まさふみさんが営むMUIには、
おいしい珈琲のためのエッセンスが揃っているように思います。
イラストレーター、フードコーディネーター、管理栄養士。
雑誌、書籍、webなどでイラストを描いたりレシピを紹介する他、「wato kitchen」の名でイベントへのケータリングも時々。
故郷の岩手県一関市のコミュニティーFMで『watoのおむすびラヂオ』放送中。