おいしいコーヒーは良い豆から
おいしいご飯は良いお米から

いつもは、そうしていませんか?
家で、おいしいご飯を食べたければ
まずは、良いお米を買うことから始めるはず。
お米の炊き方や、炊飯器にこだわるのは
きっと、そのあとのこと。

コーヒーだってそうなんです。
コーヒー豆と、水だけで作られるものだから
良いコーヒー豆を使うと、コーヒーはおいしくなる。

たったそれだけの、シンプルなことを
丁寧に、丁寧に、やっています。

一緒に、あなたのいつものコーヒーを
おいしいコーヒーに変えましょうよ。

当たり前こそ丁寧に

良いコーヒー豆を使うと、コーヒーはおいしくなる。
すごくシンプルで、当たり前のことですよね。
だからこそ"Mui"にとっては,大切なことです。
世界中から集めた最高品質の豆だけを、丁寧に、適切に焙煎して
傷んでいる豆は手作業で取り除く。
そうして、嘘みたいに透明な味わいのコーヒーは生まれます。

コーヒー
おいしいコーヒーこそ自宅で

"Mui"では、コーヒー豆の販売だけでなく、ドリップのコツをお教えするコーヒーセミナーも開催しています。
例えば、「タイマーで、抽出時間を計る。」たったこれだけで、家でいつも飲んでいるコーヒーが生まれ変わる。
まずは、おいしいコーヒーへの第一歩を、お手伝いします。

コーヒー
店内風景 店舗情報
Mui店主 大沢征史(おおさわまさふみ)
Mui店主 大沢征史(おおさわまさふみ)

1979年生まれ。
料理学校卒業後、東京都・神奈川県内のカフェやレストランに勤務。
2005年に堀口珈琲入社。堀口俊英氏に師事。焙煎の責任者を務める。
2013年に独立開業。


コーヒーの味は淹れ方で決まると思っていませんか
コーヒー
コーヒーの味は豆で決まる

コーヒーのおいしさは、淹れ方でも味の好みでもなく
コーヒー豆の品質で決まります。
つまり、良いコーヒー豆を使えば、コーヒーはおいしくなる。
よほど、とんでもない淹れ方をしなければ。

そこでまず、良いコーヒー豆の選び方についてお話します。

国名は豆の銘柄ではありません

おいしいご飯が食べたいとき、「日本米」というお米が棚に並んでいたら あなたはそのお米を手に取りますか?

コロンビア、ブラジルといった国名だけで販売しているコーヒー豆は 出所がはっきりしないから、国名を銘柄として販売しているのです。 “Mui”で扱うのは、生産国・生産農園・品種が きちんとわかっている最高品質の豆だけ。

同じ国で生産されたコーヒー豆であっても、生産農園や品種によって その味はほんとうに多種多様です。 ワインにも、「フランスの味」や「イタリアの味」というのが無いように、 コーヒーにも、その国ごとの味というものはありません。

もちろん、コーヒー豆は農作物なので、気候の影響も大きく受けてしまいます。 お気に入りの豆が見つかっても、同じ農園・同じ品種だからといって 来年もまた同じ風味を味わえるとも限らないのです。

その一期一会の出会いを、“Mui”がお手伝いします。

栽培風景
おいしくないコーヒーは傷んだ豆が原因

「コーヒーの酸味が苦手…。」という方の多くは、傷んでいるか 焙煎が浅すぎるコーヒー豆で淹れたコーヒーを飲まされてしまったから。 コーヒーというのは果実なので、果物が本来持つ酸味はありますが、 それは嫌味がなく心地よい、フルーティーな酸味です。

コーヒーを飲んで焦げ臭い苦味を感じたら、 それは単純にコーヒー豆が焦げているから。 新鮮で質が良く、適切に焙煎されたコーヒー豆には、 嫌な酸味や焦げ臭い苦味は一切ありません。

傷んだコーヒーを飲んでしまうと、おいしくないだけでなく 胸焼けや胃もたれ、頭痛、腹痛など身体にダメージを受けることも。 コーヒーやカフェインが体質に合わないと思っている方も、 ほとんどが傷んでいたり焦げていたり、コーヒーに問題がある場合が多いのです。

しかし残念ながら、傷みがなく、適切に焙煎されたコーヒー豆というのは ほとんど出回っていないのも現実です。

いつものコーヒーを、おいしいコーヒーに変えるためには 新鮮で、適切に焙煎されたコーヒー豆を手に入れましょう。

生の豆と焙煎中の豆
良いコーヒー豆を手に入れたら良い状態で保存しよう
コーヒー
豆は挽いた瞬間から劣化する

コーヒーを淹れるたびに、コーヒー豆を挽くのは面倒かもしれません。
が、コーヒー豆は挽いた瞬間から劣化が始まっています。
できるだけ、飲むぶんだけのコーヒー豆を毎回挽くことで
味も香りもまったく別物の、おいしいコーヒーがたのしめます。

コーヒー豆の保存方法と期間

豆のまま保存する場合

常温(冷暗所)で、密封した状態で保存しましょう。
1ヶ月〜1ヶ月半で飲み切ると、一番おいしい状態を味わえます。
それ以上の期間、保存する場合は冷凍庫へ。(2〜3ヶ月は保存可)
コーヒー豆は焙煎したてもおいしいですが、
常温で保存することで2〜3週間かけてさらにおいしくなっていきます。
その味の変化を楽しむのも、豆のまま保存する楽しみですよ。

粉の状態で保存する場合

粉の状態のコーヒー豆は、必ず密封して冷凍保存しましょう。
コーヒー豆は、挽いた瞬間から急速に劣化が始まります。
数日で飲み切る場合でも、必ず冷凍しましょう。
また、冷凍しても劣化は進むので、1ヶ月以内に飲み切るのがおすすめ。

焙煎度合を選ぶということは味と香りを選ぶということ
焙煎度合の表
コーヒー豆の焙煎はワインの熟成のようなもの

コーヒー豆を選ぶ際に、焙煎度合を「なんとなく」で選んでいませんか?
コーヒーの味や香りは、焙煎度合で大きく変わります。
自分の好みの味や香りを見つけるのに、
実は一番大切なのが“焙煎度合”なのです。
例えば、ワインの熟成のようなもので
同じ銘柄のコーヒー豆も、焙煎度合が変われば全くの別物。
まずは好みの焙煎度合(酸味・苦味)を見つけてから、
好みの銘柄(個性)を選んでいきましょう。

コーヒー豆の焙煎
焙煎がコーヒーをおいしくします

コーヒー豆の美味しさ=肉の美味しさ
コーヒー豆の鮮度=肉の鮮度
ロースター(焙煎士)=料理人

どんなにおいしいお肉でも、火の通し方でその旨味や味わいを
台無しにすることも、思い切り引き出すこともできます。
コーヒーだって同じ。
コーヒー豆がもつ味わいをきちんと引き出すためには、
しっかりと経験を重ね、味覚や嗅覚を研ぎすませた焙煎士が
その経験と感覚によって適切に焙煎することが大切。
そうすることで、上質なコーヒー豆が本来持っている
豊かな味わいや香りを、存分に引き出すことができるのです。

おいしいコーヒーとは
コーヒーはみんなにおいしい

「コーヒーは大人の飲み物」というイメージ、ありませんか?
その根拠となっているのが、苦味だと思います。
苦味を乗り越えて飲むべきコーヒーのおいしさは、子どもにはわかるはずがない。
このおいしさが分かるのは、大人である。
そんな、間違った認識をお持ちの方が、非常に多いのです。

コーヒーは本来、素直においしさを感じられる、
とてもすっきりとした、飲みやすいもの。

それは、大人も子どもも関係ない、みんなに共通の「おいしい」なのです。

飲みやすいコーヒー

では、どうしてこんな誤解が広まってしまったのでしょうか。
それは、おいしくないコーヒー豆が圧倒的に多いから。

焦げたパンは苦いですよね。傷んだ食材は、くさくて酸っぱい。
それと同じで、焦げたコーヒー豆や、傷んだコーヒー豆が
非常に多く流通してしまっていることが、残念ながら
「コーヒー=飲みにくいもの」という誤った認識を広めてしまっています。

「目を離したすきに、子どもがMuiさんのコーヒーをブラックで飲んでいて驚いた!」
嬉しいことに、そんな声をいただくことがたまにあります。
カフェインを採ることの良し悪しはさておき、
良いコーヒーは、子どもでも自然と飲むことができるもの。
苦味や酸味、えぐみを我慢して飲むようなものではありません。

コーヒー豆の焙煎
良いコーヒー豆をもっとおいしく飲むために
コーヒーがおいしくなる秘訣

コーヒーをおいしく淹れるために必要なのは、
修行を重ねた職人技ではなく、おいしく淹れるための正しい知識です。
ここでお教えする『3つの数字』

【1】抽出するコーヒーの量【2】粉の分量【3】抽出時間

これをきちんと守るだけで、
家で飲むコーヒーは、ぐっとおいしく変わります。

おいしいコーヒーのための本
もとえ珈琲のギフト