風味で選ぶ
ひとつのコーヒーをとってみても、驚くほどたくさんの味や香りを感じます。
同じ銘柄でもそれを飲む時期や年度、焙煎の度合や飲む温度帯でも大きく変わりますからとても難しいのですが、ここでは大まかに5つの傾向で区分してみました。
コーヒー選びの際の目安にしてみてはいかがでしょうか。
フルーティな風味
品質の良いコーヒーには果物のような味や香りを持っている物があります。
桃やあんずの様なものもあれば、カシスのような香りのするコーヒーもあったりと本当に様々なフルーティさを楽しませてくれます。
香料で香り付けするフレーバーコーヒーとは違って自然な香りなのでイヤな感じを受ける事はまずありません。
チョコレートの様なしっかりとしたコク
特にコクの強いものや深煎りのコーヒーに感じる事が多い感覚です。
やさしいミルクチョコレートを感じさせるものもあればビターチョコレートの様なコーヒーも。
やさしい甘みの余韻
良いコーヒーは砂糖を入れなくても甘みをしっかりと感じられます。
特に甘さが印象的なコーヒーを選んでみました。
さわやかな酸味
コーヒーが本来持っている果物の酸味を楽しめます。
驚くほどたくさんの方がコーヒーの酸味は苦手と言いますが、それは品質に問題がある場合がほとんど。
果物の酸味がお好きな方には間違いなく美味しく飲んでいただけます。
あきの来ないバランスの良さ
複雑な味や香りのどれかが突出することなく調和しているコーヒーを選びました。
じっくり味わうのはもちろん、仕事などの作業をしながら飲むのにも向いているかなと思います。
コーヒーの基本の味が楽しめます。